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解説集 ヘチマ2 の池 (最新版 /印刷版 /ウェブ版 /最新版
印刷版は印刷物として生徒に配布されているものと同じです。ウェブ版は書き込み用です。 http://www.mori7.net/mine/ike.php
最新版には印刷日(2019-03-14 00:00:00)以降に追加されたもの(グレーで表示)も掲載されています。

1.1週 
●除夜の鐘、お正月
 除夜の鐘を最後まで聴いたかな。いつも途中まで覚えているけど、いつのまにか寝てしまうという人も多いでしょう。おおみそかからお正月にかけての出来事で印象に残ったことを書いてみましょう。
●除夜の鐘、お正月、私の宝物
 構成図は、小3以上の生徒が書きます。小2以下の生徒は、絵をかいてから作文を始めるという課題になっているので、構成図は書かなくて結構です。
 構成図を書くときに大事なことは、思いついたことを自由にどんどん書くことです。テーマからはずれていても、あまり重要でないことでも一向にかまいません。
 たくさん書くことによって、考えが深まっていきます。したがって、構成図は、できるだけ枠(わく)を全部うめるようにしてください。しかし、全部埋まらなくてもかまいません。
 枠と枠の間は→などで結びます。この矢印は、書いた順序があとからわかるようにするためです。作文に書く順序ということではありません。
 構成用紙は、構成図の書き方に慣れるために使います。構成用紙を使わずに、白紙に自由に構成図を書いてもかまいません。
 

構成用紙を使って構成図を書きます。
頭の中にあるものをそのまま書くとき。
構成図で書くとき。
初めに絵をかきます。(絵はどこにかいてもいいです)
思いついた短文を書きます。(どこから始めてもいいです)
思いついたことを矢印でつなげていきます。
関係なさそうなことでも自由にどんどん書きます。
枠からはみだしてもかまいません。全部うまったらできあがり。

 


1.2週 
●(感)また人に好かれる人は
 第一段落は要約です。全体の字数が1200字ですから、四段落ぐらいに分けて書くということで、要約も300字ぐらいにまとめていくとバランスがとれます。要約がむずかしいという人は、長文の中から大事なところを三つか四つ選び、それらがうまくつながるように文を直して書いていきましょう。

 第二段落と第三段落は似た例。第一印象によって友達を判断してしまうことは少なくありません。「優しそう」「おもしろそう」「意地悪そう」など、第一印象で判断して友達を選んでしまうことはよくありますね。でも、本当の性格はつき合ってみなければわからないものです。最初は敬遠していた人と何かのきっかけで仲良くなった話などを書いてみましょう。また、困っている友達を助けてあげたこと、逆に助けられた話も書けそうです。お父さんやお母さんにも似た話を聞いてみましょう。

 第四段落は、「人間にとって」という言葉を使って、大きく考えてまとめます。【例】「人間にとって、人との出会いとはかけがえのないものだ。だから、限られた人生の中で出会える人たちを大切にしていきたい。」
(感)また人に好かれる人は
この長文からは次のような「似た話」が探せそうです。
1.イメージで人を判断していたけど、実際は違っていた体験。(最初見た目が怖そうで嫌だった先生が、実はとてもおもしろくて楽しい先生だったことなど)
2.自分のことより相手のことを優先したり、そのようにしてもらった経験。(自分のことを優先してもらってとてもうれしかったことはありませんか?)
3.自分の大切な友人の話。(一番大切な友人のことを思い出してみましょう。その友人のいいところなどを考えてみるのもいいでしょう。)
●(感)また人に好かれる人は
 「自分の抱いている悪いイメージによって、その人が嫌いになっている」ということが書いてありましたが、嫌いな人がやることは何でも気に障る……ということはありそう。逆に同じことをされても、自分の好きな人なら、笑って許せるということはありますよね。また、「生涯の友が得られるのは若い年代の時」とありますが、お母さんやお父さんが「生涯の親友」と呼べる人と出会えたときのことをインタビューしてみるとおもしろいと思います。

1.3週 
●(感)物の命と人間の心が
 心の通じ合う美しい物を見分けるためには、その物を人間にたとえてみることだ。

 第一段落は、要約、又は身近な実例。「私たちの周りには、物が多い。しかし、たくさんの物を持つのではなく、自分の気に入った物を持つような生き方をしていきたい。」
 第二段落は、似た例1。「小学1年生のころに、サンタさんからもらったクマのぬいぐるみを私は今でも大事にしている。このぬいぐるみを見ていると、これを作った人の心がこもっているようで、まるで本当の生き物のように思えてくる。」など。
 第三段落は、似た例2。「私は、父に、愛着のある物を聞いてみたことがある。すると、父は高校生時代に使ったという英語の辞書を持ってきてくれた。ずいぶん昔のもので、試しにインターネットという言葉を調べてみたらやはり出ていなかった。(笑)しかし、作りがしっかりしていて、今でも充分に使えるほどだ。この辞書も、人間にたとえられそうな気がした。」
 第四段落は、感想。「物には、人間と同じような心があるのだと私は思った。」

2.1週 
●緊張したこと、節分
 みんなの前で何かを発表するときは緊張しますね。また、サッカーやバスケットのスポーツで、このシュートが入れば逆転などというときも緊張します。そういう緊張の思い出を書いてみましょう。

2.2週 
●(感)サラリーマンが
 第一段落は要約です。200字ぐらいでまとめましょう。
「同じ間違いをくりかえす人があとからあとから現れるのは、めいめいの人にほかの人の経験が情報として整理されていないからである。しかし、実際は具体例を抽象化し、さらに、これを定型化したことわざというものがある。これをうまく利用することによって、簡単に解決できる問題も少なくない。」

 第二、第三段落は似た話です。ことわざが役に立ったことやことわざのとおりになったことなど、自分自身の体験、聞いた話から考えてみましょう。
「習いごとの試験に二度続けて失敗したとき、父が『三度目の正直』ということわざがあるから、次は大丈夫とはげましてくれた。おかげで落ち着きを取り戻し、三度目には合格できた。」(体験実例)
「母に聞いた話である。セーターを激安価格で買って大喜びしていたのはいいが、一度洗濯したらのびて着られなくなったそうだ。『安物買いの銭失い』とはまさにこのことだ。」(聞いた話)

 第四段落は一般化です。「…は人間にとって…である」という形でまとめましょう。
「ことわざとは人間にとって、昔から積み重ねてきた知恵の集まりである。」

2.3週 
●(感)一を聞いて十を知る
 第一段落は要約です。全体の字数が1200字ですから、四段落ぐらいに分けて書くということで、要約も300字ぐらいにまとめていくとバランスがとれます。要約がむずかしいという人は、長文の中から大事なところを三つか四つ選び、それらがうまくつながるように文を直して書いていきましょう。

 第二段落と第三段落は似た例。日本人は、短い言葉で物事を伝え合うことができる国民のようです。長文にも書かれているように、まさに「一を聞いて十を知る」ことができるのですね。特に、家族や友達同士の会話では、そのようなことが多いのではないでしょうか。「あれ取って。」と言うだけですぐにわかってもらえたり、省略語を使って話したり……。そんな体験実例を書いてみましょう。でも、いつもうまく伝わるとは限りません。時と場合によっては、誤解のないようにていねいに話をすることも必要です。お父さんやお母さんにも似た話を聞いてみましょう。

 第四段落は、一般化。日本と日本以外の文化圏でのコミュニケーションの取り方の違いというところから大きくまとめることができるといいですね。【例】「日本人の「一を聞いて十を知る」ようなコミュニケーションの取り方が世界でも通用するとは限らない。国際社会では、私たち日本人も、誤解のないように配慮しながら言葉を尽くしてコミュニケーションを取ることが大切だ。」

3.1週 
●がんばったこと、料理を作ったこと
 がんばったことを思い出して書いてみましょう。スポーツでも勉強でも、精一杯やったときは気持ちがいいですね。どんなことにがんばったことがあるかな。

3.2週 
●(感)あまのじゃくな人が
 第一段落は要約です。全体の字数が1200字ですから、四段落ぐらいに分けて書くということで、要約も300字ぐらいにまとめていくとバランスがとれます。要約がむずかしいという人は、長文の中から大事なところを三つか四つ選び、それらがうまくつながるように文を直して書いていきましょう。

 第二段落と第三段落は似た例。他人と歩調を合わせるために周囲の人と意見がそろうように妥協することは、ときには必要なことです。でも、それがいきすぎるとまわりに流され、自分らしさを失ってしまいます。また、自分の意見が他人と違う場合、ただ自分の意見を主張するだけではなく、相手の考えをじっくりと聞く姿勢も大切ですね。
 自分自身の体験から、他人とは違う自分の意見をはっきり言った話やあまのじゃくの人がいて困った話などを書いてみましょう。みなさんのまわりに、意見がまとまりそうになると、「でも……」と反対意見を言い出す人はいませんか? 

 第四段落は、「人間にとって」という言葉を使って、大きく考えてまとめます。【例】「人間にとって、自分独自の考えをしっかり持ち、主張することは大事だが、他人と協調することも忘れてはならない。二つのバランスをうまくとっていくことが大切だ。」

3.3週 
●(感)考えることが
 第一段落は長文の要約です。
「たとえば、黙々とただトンカツを揚げつづけているように見えるトンカツ屋のおやじも、頭の中では色々なことを考えている。しかも、その考えは常人の及ばない驚くべき地点に達している可能性が大いにある。そのことに気づくのは大事なことだ。自分よりけた外れに大きなものを察知し、怖れることにより知恵は育つのだ。」

 第二、第三段落は似た話です。
 トンカツ屋のおやじの例のように、一見平凡に見える人がすばらしい能力を持っていることに気づいたという話があれば書いてみましょう。また、長文の後半に出てくる「怖れるということは大切だ」という内容についての似た話でも良いでしょう。
「近所のおばさんは、いつも庭に出てのんびり花の世話をしているように見える。春になって庭を見せてもらったらすばらしい花園になっていた。おばさんは、植物を育てる名人だったのだ。」
「私の担任の先生は普段はおもしろい先生だが、叱るときはまるで鬼のようになる。おかげで私たちはよりいっそう真剣に授業に取り組むことができるのかもしれない。」

 第四段落は一般化です。ことわざを引用しながら、「…は人間にとって…である」という形でまとめましょう。
「『能ある鷹は爪をかくす』ということわざのように、すばらしい能力を持っている人はそれを見せびらかすようなことはしない。謙虚さは人間にとって能力があることと同じぐらい大切なことなのだ。」
「『亀の甲より年の功』ということわざがあるが、年長者の教えは尊重しなくてはならない。怖れることは、人間にとって自分を成長させることにつながるのである。」