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父と母と兄と私
オナガの広場
でこはげかな小6
私が思うに父は変であり、兄も負けず劣らず変である。と思ってるのは家の中
で私だけらしい。兄は、父は変であり、潤之介も負けず劣らず変である。と思
っていて、父は潤之助は変であり、兄も負けず劣らず変であると思っているら
しい。そして母は自分以外全員変である。と、思っているらしくて・・・・こ
ういうふうに続けていくと、一番家の中でまともなのは、犬と猫などなど小動
物達である。
 
 それは置いといて、なぜ父とかが変かというとまず父は、意味不明な言葉を
発する時がある。風呂場で寝る。こたつをつけたまま寝る。10時には寝る(夜)
。2時には起きる(朝)。意味不明な行動をとる。
 
 兄の場合は、夏でも全身黒ずくめで、暗い。闇の中に180CM位の痩せ気味の
目の下まで髪のある男がひょろっとたってると思わず「この人、薬やってるん
じゃないか?」と思うくらい怖い。
 
 例えば父の取った意味不明な行動とは、ポップコーンを作ろうとして、なべ
がなかったのであきらめようと思ったら、フライパンとなべのふたを取り出し
てきて、それにトウモロコシと油をなみなみと注いでポップコーンを作り始め
たのである。私は開いた口がふさがらなかった。な!な!なんて事をするんだ
!火に油を注いでどーすんだぁ!私の必至の叫びも聞こえない振りをして作り
つづける父、
 
 ・・・・・数10分後・・・・・
 
 「じゅんのすけ~~!」
 
 という叫び声が聞こえ行ってみると・・やはりポップコーンがフライパンか
らあふれ出て、あちこちに飛び回っていた。
 
 このように困ることもあるがいなくては困るのが親である。まるで空気のよ
うな存在である。
 
 親は必要と言うことが分かった。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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