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比喩
アジサイの広場
たこ星人こむ中2
 落ちてきたら
 
 今度は
 
 もっと高く
 
 もっともっと高く
 
 何度でも
 
 打ち上げよう
 
 美しい願い事のように
 
 という詩がある。
 
 この詩の良さは、“願い事のように”の比喩にある。
 
 比喩を、日常の会話でも効果的に使うと、表現が生きてきます。
 
 とあるスポーツ評論家Sが、
 
 “フォークボールを投げるときは、こうして投げるのだよ”
 
 と教えるのではなく、
 
 “カーテンのヒモを引っ張るように”
 
 と教えた方が相手に伝わりやすい。と言っていた。
 
 人に物を伝えるには“比喩”を使って教えるとあいてに伝わりやすい。
 
 例えば、マウスピースの吹き方を教える時に“こう吹くんだよ”と教えても
口の形なんて見えしない。穴からのぞいても唾がもろにかかるだけだ。
 
 ここで“比喩”が登場する。“3←の口の形でストローに息を吹き込む様に
じゃなく、-←の口の形でオナラの音を出すように吹くんだ”と教えた方がリ
アルさが湧いて人に伝わりやすい。
 
 “この作文は良いよ”と言われるのと“この作文は中根先生以上だ”と言わ
れるのとでは大きな差がある。
 
 “比喩”というのは物を伝えるのにはスバラシい方法なので是非使ってみて
はいかがでしょう?
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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