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悩む事の大切さ イチゴの広場
いうや小5

 哲学者とは、自分にはわけのわからない事がたくさんあることを知っている人、そしてその事に悩む人だ。だから、ソフィスト達とは反対に知っ
ている事を教えても、お金を取らなかった。  

 ぼくもわけのわからない事で悩んだ事がある。それは、言葉の森の長文を読んでいるときだった。
 

 「金無垢のすばらしさだった。」
 

 とか、
 

 「哲学者とはひとり合点の知識でもってはな高だかの半可通よりもずっとかしこいのだ。」
 

 などなど、今までにわからない言葉がいっぱいあり悩んだ。このように、わけのわからないことが長文にいっぱいあると、まるで十秒の間に、着
がえてご飯を食べて学校にいけ、といわれたようにパニック状態になる(笑)。しかし意味のわからないことでも、母などにその意味を聞くと、意味 を聞く前より、長文が楽しくなってくる。母に聞いた意味のわからないものは、金無垢のすばらしさ、ひとり合点の知識でもってはな高だかの半可 通よりずっとかしこい、起爆剤だ。「金無垢のすばらしさ」は、最高に純粋であるすばらしさで、「一人合点の知識で持ってはなだか高の半可通より ずっとかしこい」は勝手に思い込んでそれを自慢する事よりずっとかしこいという意味で、「起爆剤」は、あるものが原因で爆発するもの。という意味  

 誰かに聞いたら意味やわけがわかるものはすぐにわかるけれど、誰も知らない事の意味やわけのわからないという事を知るのは難しい。でも、こ
んなふうに悩むことで、ぼくも哲学者になれるかもしれないと思う。悩むことも大切だとわかった。                                              
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