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ソクラテス エンジュの泉の広場
くま吉／いにし小5

　　ソクラテス 　

　ソクラテスを１回読んだ時　私は、よくわかりませんでした。心に残ったことと言えば、知識と知る、知らないと言うことでした。文で一番心に 残ったのは、｢もっとも賢い人は自分が知らないと言うことを知っている人だ｣　と　｢私は自分が知らないと言うたった１つのことを知っている｣　 でした。私は、哲学者のことは良く知りませんが、知識をたくさん持っている人のことだと思っていました。しかし、ソクラテスを読んで、哲学者 とは、自分が知らないということを知っている人だと言うことがわかりました。 　

　でも、そのことを考えれば考えるほど、わからなくなることがあります。それは、何を知らないのかです。へりくつのようですが、算数や国語、 社会や理科などの基礎的なことは知っているのだから何を知らないのだろう？……　考えました。ですが今の私にはわかりませんでした。それと同 時にどうすれば何も知らないから､脱出できるのでしょう？　私は､人はみんな何も知らないと思います。それを自覚してるかしていないかだけだと 思います。自覚しているからと言って哲学者ではないと思います。哲学者とは､知らないと言うことを知っていて､それを思い悩む人のことです。 　

　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　

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