先頭ページ 前ページ 次ページ 最終ページ
老若男女 ケヤキの広場
アーサーあひわ小4 老若男女で楽しめるテニス  

 「パーン、パーン、パコーン」
 

 僕は12月29日から30日まで箱根に泊まりに行きました。もうすぐお正月だし、お父さんも僕も冬休みだったので、1泊2日で箱根に行くことにしま
した。僕の1番楽しみにしていたのはテニスをやることでした。僕はいつもテニスでお父さんに負けていたけれど10月からスクールに通っていたので 、いいチャンスだと思ってやることにしました。そして当日。やる場所は箱根湖畔テニスパークという所です。箱根湖畔テニスパークというけれど 湖らしきものはどこにもないし、風はビュービューふいていてとても寒くて、僕たちの荷物は吹き飛ばされてしまいました。11時半から12時半まで コートを借りました。まず僕とお母さんからやりました。  

 「お母さん、本気出してね。」
 

 と僕がいうと
 

 「出すに決まってるじゃない。出さないとついていけないもの。」
 

 とすこし笑いながらいいました。
 

 「じゃーうつよー パーン」
 

 僕が打つとボールはコートの外側に飛んでいった所をお母さんが
 

 「バコーン」
 

 という音の後、超速球のボールがまるでナイフのように飛んできました。しかし運良くコートの中には入ってなかったのです。このようなことが
何回か起こり、審判をやっているお父さんが 「ゲーム新!」 といって僕の勝ちが決まりました。しかし僕が勝ちたいのはお母さんではなくお父 さんです。ここでお父さんとお母さんの試合が始まりました。この試合はわずか10分ちょっとで終わりました。勝者はもちろんお父さん。  

 そしていよいよ僕とお父さんの試合が始まりました。 「新サービスプレイ」 「パーン」
 

 ボールがお父さんの真正面に飛んでいきました。さすがのお父さんもこれにはかないません。僕はお父さんの弱点は真正面だと思い、真正面ばっ
かり打ちました。さて結果は・・・ナイスビンゴ。ボールはお父さんの真正面に飛んでいくと打たれることなくコートの外に転がっていきました。 この技で僕は30分ちょっとでお父さんに勝ちました。お父さんは顔が真っ赤になってまるでいのししのようでした。これで終わればよかったのです が、負けたお母さんとお父さんがグルになってやることになりました。つまり2対1でやりましたさすがの僕でもこてんぱんにやっつけられてしまい した。そのころには空が真青になっていました。 テニスはコートのはしからはしまで守るという非常に疲れるスポーツだけど、老若男女、だれで も楽しめるスポーツだと思いました。(でも、子どもあいてに2対1はひどいよね)                                   
ホームページ