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『いい虫わるい虫』を読んで アジサイの広場
ミニまろいそれ小4

 “アメリカシロヒトリ”。私は『いい虫わるい虫』を読んでいて、この言葉が一番印象に残りました。アメリカシロヒトリって虫の名前? 長い
名前の虫だなぁと私は思いました。アメリカシロヒトリは実はガのことなのです。『たちまちふえはじめました。』『そして幼虫は、街の中の樹の 葉を丸坊主にしていきました。』ここを読んで私は、  

 (街の樹の葉をどんどん丸坊主にしていく虫!?ヤダー超サイテー。)
 

 と思いました。虫嫌いの私には、最悪の文でした。この文から、アメリカシロヒトリはわるい虫なのだなと私は思いました。ところが、最後の方
をよく読んでみると、『この幼虫は葉を食べるだけで、樹そのものは害しません。』と書いてあります。ここを読んでは、  

 (じゃあ別に樹はアメリカシロヒトリのことをメーワクには思ってないんだ!)
 

 と思いました。
 

 私はお母さんに、
 

 「アメリカシロヒトリって知ってる?」
 

 と聞いてみました。するとお母さんはこう言いまた。
 

 「お母さんがちょうど幼稚園児の頃かな。アメリカシロヒトリが大発生してね、幼稚園の木の上にたくさんアメリカシロヒトリがいたの。そこで
、お父さん達が木に上って木をゆすぶって、アメリカシロヒトリを地面の上に全部落としたの。それを幼稚園児達が、『このやろ。死ねっ死ねっ。 』ってアメリカシロヒトリをふみつぶしたことがあったの。だからお母さん達にとってアメリカシロヒトリは懐かしい虫なんだよ。」  

 私はそれを聞いて、
 

 (そんなに多くのアメリカシロヒトリは、見たくもふんでみたくもないなあ。) と思いました。 最後の方の『トリやクモの住めないような世
界こそ恐ろしい。』と書いてありますが、都会にトリやクモがいないのはなぜでしょう。それは、トリやクモがえさとしている虫や木の実が都会に はないからです。なぜ都会には樹があまりたっていないかというと、私達人間がビルなどの建物を建てるために、樹を切り倒してしまうからです。 よく考えてみると、自然破壊をしているのは人間の方なのです。ですから、山や森に行った時はむだに樹のえだをおったりしないようにしたいと思  

 
                                   
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