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清書:流行の中休み アジサイの広場
加恵られ小5

 私のクラスは中休みにも流行がある。あるときは高鬼をしたり、ドッジボールをしたり、暇な時には図書室に行って本を読んだり……。
 

 二学期の最後にクラスでバスケット集会があったので毎日、昼休みに体育館でチームごとにバスケのゴールの練習とかミニミニ試合をしていた。
最後の方はちゃんとした試合もしていたけれど……。私のチームは……キャプテン、野田君、澤柳君、清水君、中村さん、私だった。このチームは すごく個性的だった。(らしい、自分達は全然意識していなかったけど……言われていた。)すごくまとまったチームで、先生にも  

 「いちばんしっかりしているチームだね。」
 

 と言われていた。
 

 スローインが私、ゴール下で待っている人が澤柳君、相手を邪魔するのが中村さんだ。まず私がスローインをして野田君に渡す、そしてあとは野
田君に全部おまかせ……。パスもなにもしないでドリブルで、はじからはじまで行ったり、自分の投げたボールを自分でとりに行ったり……。他の チームにはよく  

 「いつも野田君にばっか渡しているんだね。」
 

 と言われていたけれど、うちのチームの中では当たり前だった。そしてうちのチームにとっていなきゃいけない存在なのだ。一人で五人分をして
いるような忙しさ……。そして私達のチームはいちばん強い水色に勝ち、いちばん弱い青に同点だったのだ。これにはみんなすごくくやしくて…… 。やっぱりうちのチームは「まぐれ」なのかな?と思ったりもした。うちのチームは三勝〇敗二引き分けで堂々二位だったのだ。それで三学期は「 リベンジ戦」をしようとも言っている。うちのチームは青と戦いたいけれど青は勝ったから戦いたくないんだよね。  

 クラスで一ヶ月に一回やる集会はみんながとても楽しみにしていてたくさん練習もしている。例えば……、ドッジボールとか、たまにお菓子、お
茶持ち寄り、ドッッジボール大会で買った祝賀会とか。  

 他にも朝自習の前の時間は一月三一日の球技大会にむけてバスケの練習をしたり……。他にも、こんどの集会は球技大会の練習で、練習ができな
いから、練習をしないでいいスポーツにしよう!と言って「ドッジフリスビー」になった。ドッジフリスビーとは……、ドッジボールのボールがや わらかいフリスビーになったものだ。同じルールだけどフリスビーになると全然ちがう楽しさがあって、とても楽しい。  

 前(一年生、二年生の頃)は高鬼が流行して寒い中、コートを着て外に遊びに行ったことがある。それもほとんどの人が教室からでていって、教
室に残っている人は風邪をひいている人くらいだった。  

 私は、もちろん流行によっても違うけれど、年齢によっても中休みの遊び方は違うのだなと分かった。  
                                   
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