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講評 題名:「モノ」よりも「価値感」を重点視しよう! 名前:AE86さん(えや高2アジサイの広場
内容字数738構成題材表現:主題:表記:

 "☆""☆"  長文から抜粋した書き出しの部分は、流れとしてはスムーズ。ただ残念なことにデータがやや古く
なってしまっているね。1988年と言えばバブルに向けて上昇している頃なので、GNP(最近ではGDPを使う方 が一般的)や地価のデータはそれ以降の変化が激しい。その辺は学校の教材などで最新のものを調べてみよう。今 回の作文に違和感なくつなげるには、近年の状況について自分の知識を補足した方が良さそうだね。それによって 、文中で述べている「昔」と「今」がいつの時代をイメージしているのか、明らかにもなる。年月を経てもなお問 題があるのなら、それを問題として挙げることができるね。 最近の日本は決して「豊か」とは言えない問題があ る。でも、私達の生活環境にはまだまだモノが溢れているし、ある程度の生活水準が保たれている人も少なくない 。不景気であっても、一般的には豊かの範疇に入るのでしょう。 お金で買えるものが大切か、お金では買えない ものこそが大切か、というテーマは、これまでにもきっと何度か書いてきたよね。学校生活の中でのお金に換算で きない体験を実例として挙げてあるのは高校生らしくて良いと思うよ。結論が分かりやすいテーマだけに、意見の 展開の仕方をいろいろにアレンジしていこう。こういう価値観は、時代や社会の情勢から影響されやすい面がある ので、社会問題に絡めて書いていくと話が広がっていくね。  "☆""☆"★今回のように、段落を意識して流れを 組み立てていこう。★幸せとはお金、と連想した人を想定すると、確かに意見が書きやすいけれど、やや短絡的な 印象も与えてしまう。お金への欲望で行動することは少なくないだろうけれど、「幸せとは・・・?」と質問され て堂々と「お金」と答える人は珍しいんじゃないかな。人間にはそういうややこしさがあると思うけれど。★「重 点視」とは不自然な表現だね。「重視」または「重点をおく」という言い方が普通。 さかな先生(すみ
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